老眼予防のための「目のウォーキング」
老眼になるということは、眼のピントを合わせるための水晶体という部分がうまく機能しないということで、その水晶体を取り囲む毛様筋という筋肉が動いてその厚みを変えているので、この毛様筋を鍛えると老眼予防に効果のあることがわかっています。
老眼予防に「目のウォーキング」
東京都内北区の福与眼科医院の院長、福与貴秀先生が考案したもので「目のウォーキング」があります。
福与先生は、水晶体の老化は避けられないが、「目の筋肉や水晶体を毎日意識して動かしていれば、老眼の進行をある程度抑えられるのではないか」と考えたのです。

「目のウォーキング」は、目の前15cmにある細い物の先端を見て、次にその延長上5m以上先を見る、そしてまた目の前15cmにある物体に戻るという動作を一秒ずつ、一度に往復5回、一日に10セット繰り返します。
この時、目の前15cmの細い物の先端と延長上の目標が一直線に並ぶことに注意してください。すでに老眼が始まっている場合、最初は目の前15cmという近さはぼやけて見えないかもしれませんが、それでも見る様に努めてください、ということです。
目のウォーキングで老化による目の病気も予防
福与先生の臨床検査によれば、老眼の初期症状以前の人たちにこのトレーニングをしてもらったところ、3年間続けた人のピント合わせ機能の低下率は7%ほどで済みましたが、しなかった人は33%も落ち込んでしまったということです。
また「この運動を続けると、目の房水という液体の流れが良好に保たれ、白内障や緑内障の予防につながる可能性もある」ということです。
近視や乱視などで眼鏡やコンタクトレンズを着用している場合には、それらを着用したままでトレーニングを行います。このトレーニングの継続により、少なくとも2年は老眼の進行が遅くなります。
ただし、老眼予防のための調節トレーニングとはいえ、トレーニングを行った人全員に必ず効果が現れるというわけではありませんのであらかじめご了承ください。
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